今回はエチオピアのレトルトカレーの激辛タイプのレビュー。
エチオピアといってもアフリカにある国名ではなく、東京神田神保町にあるカレーの有名店舗の名前です。
まずは、ロゴも赤けりゃ箱も赤いといった感じの、真っ赤な箱を見てみる。すると、お店の辛さ10倍相当・・・という、結構ヤバイ辛さなのでは、と見てとれそうな言葉が気になってきます。(ちなみに、エチオピアの実店舗では、辛さを70倍まで選べるらしい)
レトルトカレーも油断していると、時としてメチャクチャ辛いのに出くわすことがあるので、これも食べる前から相当な激辛なんじゃないかと、すこし警戒していたりもしております。
目次
・このレトルトカレーの特徴
カレーの量は200gでカロリーは219kcal。他のレトルトカレーと比較してみてもオーソドックスなボリューム感といえます。
また、このレトルトカレーには黄色い箱の辛さ2倍相当のノーマル版もあり、そちらのほうは、このブログではまだネタにしていないものの、以前に食べた事があったりします。・・・といいつつも、ずいぶん前に食べているので、あまり覚えていなかったりもするけど。
そして、メーカーは神戸市のエムシーシー食品。いろいろなレトルトカレーを作ってるメーカーですが、自分としては100シリーズのイメージが強かったりします。100シリーズにもいろいろあるのですが、その中でも特にスパイシーチキンカレーが好物。
カリーライス専門店エチオピア
箱の裏に書かれている説明は写真だと字が細かいので、一応書き出してみると、以下のような感じになります。
カリーライス専門店「エチオピア」は、昭和63年4月、古書店の町東京・神田に第一号店をオープンしました。
店名の由来は、創業当時メニューに掲げていた「エチオピアコーヒー」の評判が良かったので、「エチオピア」を店名にしてしまいました。
国の”エチオピア”ってカレー料理が有名なんですか?
というご質問もありますが、店名とのギャップがお客様の印象に残るポイントかもしれません。
日本独自の進化を遂げたカレーの食文化を通じて皆様に食べる喜びと健康、そして幸せをお届けする為により一層の研鑽を続けます。
昭和63年というと、西暦にすれば1988年になるので30年以上続く老舗なカレー店といえます。さらには東京に3店ほど店舗があるようです。
また、東京神田には古書店みたいなイメージもあるけど、「東京神田の〇〇監修」みたいな感じのレトルトカレーもたびたび見かけるくらい、カレー提供店も相当多いエリアみたいなので、自分としては神田はカレーの町、といったようなイメージもあります。
箱の説明
箱表の左下に書かれている説明の内容。
「カレーの味には決して妥協しない」
オーナシェフ鈴木堅司の創業当時よりの心意気から、香辛料や素材の選定、作り方にいたるまでを頑なに守り続けて作られている。そのこだわりから生み出された独特の味わいは、今も多くのカレーファンから支持され続け、高い評価を得ています。
・開封してみる。
パウチをさわってみると、スープカレーほどでは無いのですが、結構サラッとした手触りをしています。
・完成!湯煎時間は5分
完成したので、ご飯にかけてみると、カレーは赤茶色でサラッとしており、具は一口サイズ大のものが4こほど。そして、野菜かりんごをすりおろしたものが入っているようで、ザラザラっとした質感もみられます。
原材料を見てみた感じでは、にんじんやセロリ、またはりんごペーストといったものが見られるので、それらのすりおろしでも入っているのかな?と思ったりもするところです。
さらに匂いをかいでみると、酸味系を思わせるカレーの香りに混じり、唐辛子の匂いをかいだ時のような、いかにも辛そうな香りがしてきます。匂いの時点で辛そうなのは、大抵は食べたら辛かったりするので、念のため飲み物を多めに用意していたりも・・・。
・さっそく食べてみる
というわけで、さっそく食べてみたいと思います。
辛さとうまさ
とりあえず真っ先に気になるのは辛さ!!
口に入れた瞬間から舌の上がボワッとくるような熱い刺激感を放出してきます。辛さの質的には、唐辛子系の辛さでジワジワとしばらくの間、舌の上に残るような辛さです。結構な辛さが舌にじっくり残るのもあり、しだいに辛さがつのり、吐く息も痛辛いぐらいに・・・。
自分の場合、そこまで辛さに強い訳でもないので、この辛さでも十分といった感じでした。なので、実店舗の70倍は自分にはかなりきつそう。というか、20倍でもきびしいかも。
また、カレーの質感はトロミがほとんどなくサラッとしており、すりおろしのペーストの舌触りも食感が単調にならないので好みだったりします。焼肉のタレのおろしの食感が好きな人はこういうのは好きそう。
そして、カレーの味は甘みとトマト利いてるような酸味が利いた味。カレーの旨さが辛さに打ち消されていないのが良いところで、特に酸味が好みだったりしました。
変な甘味もなくクドい油脂感もなく、レトルトカレーの中ではクオリティは高くウマい部類に入るかなと思います。
辛さ度 |
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かなりホットだけどけど辛ウマの範囲といえる辛さ度5 |
具はビーフのみ
脂身部分も少しあり赤みの比率のまあまあ多いビーフ。原材料表には「ハーブ煮込み牛肉」と書かれています。また、固形の具ではそれ以外は特に入っていません。
ビーフの大きさは一口サイズとしては大きすぎず小さすぎずで、食べやすいです。
レトルトカレーの具として見てみれば、無難な量と質感かなといえます。
・まとめ
特徴を大雑把にまとめてみるとこんな感じです。
・具量はまあまあ
・軽めのカレーの食感
食べていると徐々に飲み物を飲む量が加速してしまうような辛さではあるものの、カレーの味自体は良く、自分としては好みのカレーでした。
辛さが苦手な人だと、相当辛く感じると思います。
サラッとしつつも激辛いカレーを食べたい場合。
内容量:200グラム
名 称:カレー
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今回のカレーも辛かったのですが、ヤマモリのタイカレーのプリックはこれよりも激辛。
・データ
原材料表
原材料名 |
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栄養成分表示
栄養成分表示(200gあたり) | |
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エネルギー:219kcal | |
たんぱく質:11.2g | |
脂 質:11.0g | |
炭水化物:18.8g | |
食塩相当量:2.7g |