
激辛でありながらも定番なレトルトカレーといえば、真っ先に思いつくのはLEEシリーズ。
辛すぎる食べ物は、後で口の中がヒリヒリしてシビアな気持ちになったりする事もあるものの、のど元過ぎたら厚さを忘れるということわざ通り、しばらくするとまた食べたくもなるものです。
というわけで、今回はLEEの20倍を食べてみる事に。
そして、このLEE、自分の記憶をさかのぼってみてもずいぶん昔から存在しているカレーなのですが、一体いつ頃からあるんだろうか?といった疑問も沸き起こったりするところ。
目次
・このレトルトカレーの特徴
LEEの辛さのラインナップは5倍・10倍・20倍とあり、期間限定的に30倍も発売されているのですが、その中でも自分が一番回数多く食べていたりするのはやはり20倍。とりあえず辛いカレーが食べたいという時はだいたいLEEの20倍を食べていたりする事が多いかも。
また、1倍という「ごくノーマルな辛さなんじゃないか?」といえそうなものも発売当初は存在していたようです。
そして、箱に付いた辛さレベルの表も20倍という事で、辛さレベル最高の「超辛」になっています。

1986年からのロングセラー品

いつ頃からあるのか、と先ほど疑問に思ったばかりなので、いざ調べてみよう!
・・・と思ったりもするのですが、わざわざ調べなくても箱の裏を見た時点で「since1986」と書かれているので、すぐに分かります。
自分としては予想以上に昔からあるな、といった印象もあるかも。
ちなみに、ロングセラーのレトルトカレーといえばカレーマルシェも実はかなりのもので、その発売はLEEよりも3年早い1983年。結構発売年近いです。
40数種類のスパイス

40数種のスパイスと、ビーフの旨味が溶け込んだ、本格辛口ビーフカレーです。
食欲そそるスパイスの香りとクセになる辛さをお楽しみください。
といった説明が箱の裏側には書かれています。
40数種類の香辛料の内訳はよく分からなかったのですが、味要素は豊富そう。
Leeのネーミングの由来
その昔はブルース・リーがCMをしていたので、多分ブルース・リーのリーから取ってたりするんだろうと思ってたりもしたのですが、実際はそうではなく、グリコのサイトによれば、カリーのリーからとっているのと辛い(かりぃ)といった言葉からとったという、語呂合わせ的なネーミングのようです。
・開封してみる。
パウチには割とデカデカとLEEと書かれています。無地のパウチだと箱を捨ててしまったら何だったか分からなくなることもありそうですが、こういうパウチならば中身が何だったか即座に分かるので一応長所ともいえそう。

・完成!湯せん時間は3~5分
カレーも温まってきたので、早速パウチを開けてご飯にかけてみます。

カレーはやや赤みを帯びているような感じの茶色で、質感はシャビシャビではないですが、軽くサラッとしています。どちらかというと具が入っていないのもあって、サラッとしてるように見える部分もあるかも。なので、もの寂しい・・・と思える場合は、なにか具をトッピングしてみるのも良さそうです。
そして、匂いも20倍だけあって辛味系のスパイス感も結構ハッキリとしている香りをしています。
・さっそく実食レビュー!!
というわけで、早速食べてみたいと思います。
辛さとうまさ

カレーの食感は見た目同様ややサラッとしていて、軽くトロミのあるような舌触りをしています。
そして、口当たり的には、最初は酸味と甘味の利いたカレー味ですが、食べてしばらくたつとすぐにスパイシーな辛さが口の中に沸きあがります。辛いけど「辛すぎて何食べてるのか分からん」という事もなく、カレーの味もしっかり感じられるのが良いところ。
辛さの質に関しては、唐辛子の尖ったような辛さもありつつ、胡椒のスパイシーな辛さも効いているような刺激感があります。口に入れれば、なかなかのホットさで、水が飲みたくなるほどであり、しばらくは口の中が辛さでヒリヒリとしてきます。
いい感じに辛いけど牛乳ひたすらがぶ飲みしないと無理というほどまでは厳しくなかったのですが、じわじわと汗を少しかいてしまったぐらいには強烈な辛味があります。
さらには、後味にうっすらとほろ苦みを利かせたような深みがあり、コク感は思いのほかあるかなといった感じです。
辛さ度 |
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20倍だけあって、かなり辛いけど、辛いもの好きな人なら、もしかすると丁度良かったりもしそうな辛さ |
具

具は少なめで、盛り付けた時点では具無しにもみえてしまうような感じで、箱のイメージ写真ほどは具は入っていないのですが、スプーンでカレーの中を探ってみると、1センチ大の薄切りのビーフが6~7個ほど入っていました。また、肉以外のハッキリとした固形の具は入っていないです。
具無しのようで具無しでないといった具の存在感ですが、辛さを楽しむカレーなので、あまり野菜とかがごちゃごちゃ入っていないのもかえって良いんじゃないかなと思えたりもするところ。
・まとめ
・割とコクもある
・ロングセラーで馴染みもある
といった特徴があるレトルトカレーです。
具はそれほど入っていないシンプルなカレーソースのようなレトルトカレーですが、刺激的な辛さがやはり最強の長所・・・強引な言い回しをすると辛さそのものが具である!!みたいな感じです。
耐えられない辛さではないけど、ジワジワと汗が浮きそうな辛さは絶妙。
そんなわけで、時々思い出したように辛いものが食べたい時には、食べたくなることもあるカレーでもあります。
これ以上辛くなったらそろそろ厳しくなる手前か入口当たりの辛さといったところなのですが、辛さが苦手な人だとだと20倍でも十分厳しいかなと思います!!
絶妙に辛いタイプのカレーを食べて軽く汗をかきたい場合。
内容量:180グラム
名 称:カレー
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・データ
原材料表
原材料名 |
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栄養成分表示
栄養成分表示(180gあたり) | |
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エネルギー:232kcal | |
たんぱく質:7.0g | |
脂 質:14.3g | |
炭水化物:18.7g | |
食塩相当量:2.4g |