
「たぬきあな」とは何ともユニークなネーミングだと思って、よく見てみるとmamianaの文字。なんと狸穴とかいて「まみあな」と読むようです
実は・・・
狸に「まみ」という読味方がある事は初めて知った!
ちなみに地名としても狸穴(まみあな)という所はあるようです。
・この蕎麦の特徴
まずは、蕎麦なのにラー油!といった、一見すると噛み合ってなさそうな方向性でコンビネーションを発揮してきそうな組み合わせが特徴。なんだか中華味なのか和風なのか迷いそう。
そして、内容量は1食あたり95g。さらにフタの上には後入れの液体スープが付いております。花椒香る焙煎ラー油付きとあるので、中身はラー油なのかも。

・ラーメン店・馳走麺狸穴
馳走麺狸穴は2009年にオープンしたお店で、カップの説明によると、ラーメン激戦区・東京池袋にある行列の絶えない人気店。今回のカップ麺が蕎麦なので、てっきり蕎麦屋なんだろうなと思ったらラーメン屋のようです。自分としてはラメーン専門の店のメニューで蕎麦というのも、あんまり見たことが無い気がするかも。
そして、この店の看板メニューは「肉盛つけ蕎麦」というもので、このカップ麺はそれをベースに店主が特別監修したといったもののようです。

・フタを開けてみます。
蕎麦は茶色い粉末スープまみれになっていて、まるで狸のような色をしています。

・熱湯入れたらさっそく完成!
湯を入れて4分すると「機は熟した!」と言わんばかかりに完成。
つゆの上にラー油がポツポツと浮遊。ありきたりの蕎麦とは一歩違った見ためで、素晴らしくも蕎麦らしからぬ感じでもあります。
匂いもまたラー油っぽい感じで、なにやら一癖も二癖もありそう。

・さっそく食べてみる
汁がなかなか甘辛い感じで、ささやかにラー油のピリ辛感があります。また、花椒はそこまで強くなく風味が良い感じについてるかなといった印象です。
また、ラー油の辛さにふりまわされるタイプの汁というわけでも無く、スープの甘さともバランス的にマッチ。
蕎麦に関しては、いい感じのザラッと感のある、いかにも「カップ蕎麦くってるなー」といった気分になれる歯ざわりアンド舌ざわり。ついでにゴマがプチプチ絡んでくるのもイイかも。
肉はこの手のカップ麺としてはそこそこ入ってるので、「お湯を入れるときにはあったけど、いざ食べてるときには埋もれて見かけなかった」といったような、カップめんあるある的なこともなく、きちんと肉入ってる感は味わえるくらいの量かなといえます。

・まとめ的なもの
ラー油というと辛さと奇抜さででゴリ押し的なのかな、とも思ったのですが味的にもまとまっているバランスの良いカップ麺でした。
一言でいうと、スープの甘味とラー油のウマみにまみれたカップそば、といったところ。
いつもとはちょっと違った感じのカップ蕎麦が食べたい場合。
辛さ度:★★★★★ (あくまでもピリ辛といった感じの辛さ3)
販売者:明星食品株式会社
内容量:95グラム
名 称:カップめん
・原材料と成分表
原材料名 |
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栄養成分表示(1食あたり) | |
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エネルギー:437kcal | ナトリウム:1.9g |
たん白質:10.7g | ビタミンB1:0.45mg |
脂 質:18.7g | ビタミンB2:0.37mg |
炭水化物:56.4g | カルシウム:125mg |
(食塩相当量:4.8g)